面白そうな学会のご紹介
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はじめまして、こんにちは。Web開発担当の刑 斌斌です。
「え~、こんな名前もあるのか…」と思う方がいるかもしれないですが、私は中国出身で、大学卒業後、親友の紹介で日本の大学院に留学して、その後アトラスで働くことになりました。
学生時代、先生と一緒に学術大会に行って講演を聞いたりすることがあったのですが、「学術界」のイメージを掴むことがあまりできませんでした。自分が学術大会で会った人の多くが大学の先生と研究者の人なので、「学術分野=物理、化学、情報学」、「研究者=大学の先生、博士」というような印象を持っていました。しかし、アトラスに入ってから学術界は物理や化学等の主要分野に限らず、いろいろな分野が含まれていることを知りました。学会も大学の先生や研究者だけが集まる所だけではなく、一般人でも参加できるものもたくさんあります。
今回は我々のもっと身近な分野を専門としている学会をいくつか紹介していきます。
日本スキー学会
ホームページ:https://js3.jp/
日本スキー学会は、スキー関連諸科学の発展に寄与することを目的とし、工学、人文学、社会学、物理学などのあらゆる領域からスキーに関して総合的に研究討議を重ねている学会です。この学会はスキー指導者、スキー愛好家、スキー場関係者、スキー製作者など、スキー分野の専門家と関係者がたくたん集まっているので、スキーに関心を持ちの方は是非ご参加してください。
日本ウマ科学会
ホームページ:http://www.equinst.go.jp/JSES/index.html
日本ウマ科学会は、馬事文化の振興とウマに関する研究の推進を目的とした学会。
1990年 、日本都市センターで設立総会を開催し、3月31日付けで本学会が発足。
学会会員の研究成果を掲載して国内外に公表するための英文学術誌「Journal of Equine Science(JES)」と会員相互の和文情報誌「Hippophile」を刊行しています。JESで公表された研究成果はJ-STAGE(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jes)で閲覧することができます!
日本余暇学会(現:余暇ツーリズム学会)
ホームページ:http://www.leisure-tourism.com/
余暇学は、余暇と生活、余暇と経済、余暇と教育等々の関連する課題を着目し、余暇の視点から文化と福祉の向上・発展を目的とした研究分野です。余暇学会は余暇をテーマに研究活動を行っている研究者と、余暇活動を基盤に地域や職域でさまざまな事業を進める実践家など構成され、日本学術会議協力学術団体として認可されています。
漂着物学会
ホームページ:http://www.drift-japan.net/
四方を海で囲まれた日本には、昔からいろいろな物が流れ着きます。その漂着物は
民俗学や歴史学、地理学、生態学、海洋学、環境科学など、幅広い分野につながっており、それらを横断的的に研究する漂着物学です。この学会は、色々な関心や研究を一定の枠の中にはめ込むのではなく、詩的ロマンを追うもよし、古老の話から漂着の民俗を求めたり、動・植物から追求されてもよく、あらゆる分野を網羅した自由な学会です。会員の職種も幅広く、大学や研究所、博物館等で専門に研究する人だけでなく、医者、会社員、OL、主婦、企業経営者などもいます。
いかがでしたでしょうか。
日本学術会議、日本学術協力財団、科学技術振興機構が連携して構築したサイト「学会名鑑」で「学会」を検索すると2000以上もの学会があり、研究分野が人文・社会科学から自然科学まで幅広い分野を網羅しています。我々の日常生活に直接繋がっている学会、面白そうな研究成果を発表している学会が他にもたくさんあるので、興味を持った方はぜひ探してみてください。
学会名鑑ホームページ:http://gakkai.jst.go.jp/gakkai/control/toppage.jsp