チェンジ&チャレンジ、始めました

はじめまして、こんにちは。今年入社しました、Confit Web開発担当のあらきです。
入社してまだ日は浅いですが、最近ようやく新しい環境にも慣れてきました。
これで一安心、一息つこう、と思っていたところで、「チェンジ&チャレンジ宣言をしましょう」と言われました。

チェンジ&チャレンジ宣言とは

この春から社内にて、チェンジ&チャレンジという取り組みが始まりました。
社員一人一人が、今年度は自分のこんなところを変えていきたい、そのためにこんなことにチャレンジしたい、ということを宣言し、社内で共有するというものです。

このような取り組みが始まった背景には、「現状維持」という方針では会社というものを継続させていくことが難しくなってきている、という時代の流れがあります。

今の時代、商品やサービスのライフサイクルが極端に短くなっていて、よい商品を作っても、すぐにそれなりに真似をした商品がでてきてしまいます。
そんな時代の中で会社を継続させていくには、リスクをとってでも、変化し、進化していかなければなりません。
会社は社員で構成されていますから、会社が進化し続けようと思ったら、まずは社員一人ひとりが進化する、少なくとも、進化することを恐れない姿勢を持つことが必要です。

そのための第一歩として、まずは社員一人ひとりが、行動やものの見方を変え、さらには他を変えていきましょう、という趣旨でこのチェンジ&チャレンジが始まりました。

実際、やってみたこと

私は、IT・学術関連の書籍や記事をたくさん読んで、社内に、そして世界に発信していこう、ということをテーマにしました。
早速個人ブログを立ち上げ世界に発信・・・といきたいところなのですが、まずは社内に発信するところから始めました。弊社は社内SNSにyammerを採用しており、私はyammerに投稿することで発信しました。
最初の投稿には、幸い、多くの方が「いいね!」をつけてくれました。内容以上に、チャレンジしていることに対して「いいね!」をつけてくれたのだろうな、と感じて更にがんばってみようという気持ちになれました。

また、この発信を通して、発信するという意味について改めて考えることができました。

本を読んで感じたこと、考えたことはたくさんあるものの、わざわざ人に伝える必要がある情報ってどんなものなんだろうか?
それは、相手がその情報を受け取って有益だと感じられる情報だろう。
では相手にとって有益な情報とは何だろうか?
それは、情報を聞いて「この本読んでみようかな」でもいいし、「仕事のここに活かしてみようかな」でもいい、「人に何か行動を起こさせる」ような、そんな情報が有益な情報というものなんだろう。
だから、発信するということは、誰に向かって発信しているのか、そしてその対象にとって有益なこととはどういったところにあるのかを考える必要があるのだろう。

・・・というように、たった「一回」チャレンジしてみただけで、「発信」ということに関して色んなことが見えて自分の世界が広がったことに驚きました。私は今まで、プライベートでもSNSを一切やっていなかったので、なおさら、「なるほど!」という気持ちが強かったです。

チェンジ&チャレンジの効果

まだ宣言してから1ヶ月ほどしかたっていませんが、少なくとも私個人の中では、行動や考え方に少し変化がでてきました。
最初は、定期的に何かを発信することに集中していたら、忙しくて他のことに手が回らなくなってしまうんじゃないか、という危惧がありました。
実際はその逆で、「もっとこんなこともやってみよう」という考え方にシフトしていきました。今月から、社内のJavaScript部にも参加し、エンジニアとしても更なるスキルアップを目指し始めています。
プライベートでも、以前なら「面倒だからやめておこう」と思ってやらなかったことも、「とりあえずやってみよう」と考えるようになってきました。

チャレンジを持続させるために

ここまでポジティブなことばかりを書いてきましたが、とにかくチャレンジすれば色々うまくまわる、という単純なものでもありません。チャレンジを持続させるには、いくつかポイントがあります。

まず、全くの0から始めなければいけないことよりも、普段からやっていることに+αすればできるようなことに挑戦してみると、始めやすく、また持続しやすいです。
私の場合、本や記事を読むという点は普段からやっていることで、そこに「発信する」という行動をプラスしました。
これが、例えば「ジムに通って5キロ減量」という目標だったら、普段全くやっていないことなので、なかなか続かなかったかもしれません。

そして、本人のチャレンジするという気持ち以上に、周りがそれを応援してくれるという環境が大切です。
「やってみます!」と宣言したところで、周りから「勝手にやれば?」という視線を向けられたら、いっそやらない方がいいのかな・・・と思ってチャレンジする気持ちがしぼんでしまいます。
弊社の場合は、「いいね!」をつけてくれるといったこともそうですが、社長をはじめとして経営層から、変化すること・挑戦することの大切さについて定期的にメッセージが発信されます。それを見ていると、「会社としても挑戦することを歓迎してくれているんだな」と感じて自信を持ってチャレンジしていくことができます。
また、社内に様々な勉強会があり、外部研修も積極的にうけさせてくれるので、そういった点でも、チャレンジを応援する仕組みが整っています。

さいごに

今回のチェンジ&チャレンジを通じて、自分がチャレンジすることもそうですが、何かにチャレンジしようとしている人がいたら積極的に応援しよう、という気持ちになりました。
今後も、チャレンジする気持ちを持続させて、自分だけでなく周りにも良い影響を与えられるようになり、エンジニアとして成長していきたいと思います。