2020/03/02
Developers Summit 2020に参加しました
目次
はじめに
毎年開催されている冬のITエンジニアの祭典、Developers Summit(以下、デブサミ)が、今年も 2020年2月13日(木)・14(金)で開催されました。会場も恒例の目黒雅叙園でしたね。
毎年、数人は参加しているのですが、今年はCTOとデザイナーを含め4人が参加しました。(過去最多かもしれないです)
社内では参加記録として各セッションの公開資料や概要・メモ・所感などをDocBaseの記事にまとめて共有しました。デブサミ参加者の所感と、実施すると決めたことを公開します。
参加者紹介
けっこう昔から毎年欠かさず参加しています(大雪が降ったあの日以外は)。デブサミはセッションの内容よりも、登壇者の熱い想いを聞けることを楽しみにしています。
2013年と2014年に参加しています。しばらくは公開資料とtwitter等の参加者コメントの確認のみでした。同時開催の翔泳社祭りはまとめ買いで毎年お世話になってます。
2013年から参加しています。目黒雅叙園に行ける貴重な機会なので、橋のある豪華なトイレには必ずいきます(笑)
初参加でした!スポンサーの展示ブースやサイン会など活気で溢れており、お祭りのようでした。
デブサミ2020所感
今年も様々なセッションがあり、ブラウザのプライバシーの考え方の話からプロダクトを成長させること、組織の問題を解決することなど2日間ともに最初から最後まで参加させてもらいました。
レガシーなシステム、セキュリティ、応答時間、データ分析、マルチサイトなど多くの問題や課題を抱える現在に戦っているエンジニアの方々の魂をもらえた気がします。
2016年ごろはこう言っていたけど、今はこうだと思ってるとセッションの中で過去からの変化の話もあり近いテーマの内容でも毎年進化してますね。
発表資料はほとんど公開されるのでイベントに参加しなくても内容を知ることはできるのですが、やはり会場に行ってエンジニアの熱気を感じる方がモチベーションが上がりますね。自分と同じような世代の方が登壇しているのを見ると自分も頑張ろうという気になりました。
クリエイター・デザイナー向けの「Creators MIX 2020」が同時開催なこともあり、女性参加者が増えていてなんとなく嬉しかったです。
今回のデブサミは「ともにつくる」がテーマなこともあり、例年より技術面の話よりも開発手法・プロセス改善・チームビルディングなどのチームリーダー、マネージャー向けセッションが多かった印象です。
2日目最後の「キャリアトランスフォーメーションをみんなで考えよう」のセッションでギルドワークスの市谷さんが「デブサミとは 自分と世の中とのdiffを取るための年1回の場所」とおっしゃっていましたが、自分にとってもその通りで、いろんなセッションを聴いてまだまだ課題・問題を解決できてなくて、やるべきことがたくさんあるなと実感しました。今年も学びが多かったデブサミでした。
所感としてはエンジニアやプロジェクトマネージャーのことをもっと知らなければと思いました。その人が関わっている業務だけではなく、どんな知識が必要なのかということや、話題の技術など。お互いの立場を分かり合わなければ、良いものは生み出せないということを学びました。
実践すると決めたこと
また「チーム・ジャーニー」の書籍を購入したのでさらに深掘りしていきます。
また、デブサミで得た知見を参加してないメンバに共有して自分たちのチームでは何ができそうかを議論する場をもうけて、「ともにつくる」強いチームを作ります。
既存のサービスでももちろんですが、新規プロジェクトも始まるのでプロジェクトメンバ全員一丸となって、レガシコードを作らないように取り組んでいきたいです。まずはITエンジニア本大賞を受賞した「レガシーコードからの脱却」をメンバ全員が読んでしっかり理解して、どう実践してくかを話し合っていきたいと思います。
さいごに
デブサミのようなイベントの魅力は様々な分野のエンジニアがそれぞれの視点で開発手法や組織論、技術とその実装方法の実情を知ることができることにありますね。
デブサミは無料ですが、アトラスには有料の勉強会・セミナーでも会社が負担してくれる制度もあるので、今後も積極的に他社の事例・知見を聞きにいきたいと思います。そして、自分たちに適したやり方で、組織も開発手法もどんどん改善していきます!