中国大連の開発センターを閉鎖しました

はじめに

こんにちはCTOの大神です。2018年11月に開設した中国の遼寧省大連市の開発センターを2021年9月30日をもって閉鎖しました。
開設から3年目の今年はConfitやSMOOSYの機能拡張をパフォーマンス良く進めていましたが、現在の世界的なコロナ禍により「ODC開設から1年経ったので大連で振り返り会をやってきました」で紹介した1年の振り返り以降はエンジニアの行き来ができなくなったり、中国でもエンジニア不足な状況になったりと様々な要因により開発センターを閉鎖することになりました。

開発センターとのZoomでの最終日の会

開発センターでの開発がうまくいっていなかったということはありませんでしたが、このコロナ禍でのオフショア開発センター(Offshore Development Center)の状況と開発センターを閉鎖することになった経緯を紹介します。

開発センターを閉鎖した経緯

大連のエンジニア事情

現在の世界的なコロナ禍においては、中国国内でのITエンジニアの需要は高まっているようで、大連市内の大手開発ベンダーでITエンジニアの大量採用が進められているようです。アトラスで開発センターを依頼している中小企業の給料とは比較にならないほど高給でエンジニアが募集されている状況になっているようです。
そんな中で、当初は7名だった開発センターのメンバーも転職により減っていきましたが、新たにエンジニアを採用できずに人数が減り続ける状況になっていました。

大連と日本間を往来できない問題

直接顔をあわせてのチームビルディングの機会は重要なので、2019年までは定期的に大連に出張して振り返りや目標管理など行っていましたが、現在は出張することができずチームビルディングの機会を作れない状況になっていました。
アトラスでもテレワークを開始してから新たに入って来たメンバの中には、オンラインでしか顔を合わせたことがないメンバはいますが、開発センターでも同様にオンラインでしか顔を合わせたことがないメンバが半数をしめるようになっていました。
また、開発センターを依頼している会社も、アトラス以外の日本の会社とも契約して、オフショア開発センター(Offshore Development Center)としての規模を拡大している予定でしたが、日本に来ることができず規模を拡大できない状況でした。

日本のエンジニアを増員できるようになってきた状況

ConfitやSMOOSYは、学術大会のオンライン開催や様々な業務のオンライン化が進んでいくなかで、多くのご要望を頂いており、アトラスの日本側の開発体制を強化するためにエンジニア募集をしています。大連に開発センターを開設した2018年ごろと比較して、数人ではありますがエンジニアを増員できている状況になってきています。
開発センターを開設する際の課題として日本でエンジニア募集が希望どおりにできないことがありましたが、現在は日本よりも大連のエンジニア募集が課題になっていました。

そんな中のプロジェクトリーダーの退職

大連のエンジニア事情や往来できない問題もあるなかで、開発センターの開設当初からのプロジェクトリーダーが退職することになり、プロジェクトリーダーと同等のエンジニアを採用することが困難であるため、開発センターを閉鎖することになりました。

まとめ

3年間ではありましたが、開発センターではConfitとSMOOSYの多くの機能を拡張して、ご利用いただいている方々からお喜びの声もいただきました。
開発センターでは年数の経過により学術大会や会員管理のサービス知識が深まってきており、開発スピードが向上して頼もしい存在になっていましたので、残念に思っています。
開発センターは閉鎖となりましたが、アトラス内のエンジニアを増員しているので、開発スピードはさらにアップさせていく予定です。

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