2022/03/15
プロダクトマネージャーを目指す人におすすめなイベントやセミナーの紹介
目次
こんにちは。浜野です。
早い早いと毎年言っていますが、早いもので2021年度もまもなく終わろうとしています。私がプロダクトマネージャー(以下、PdM)を担当しているSMOOSYは2021年5月でサービス提供を開始して3年たちました。導入学会さんが少しずつ増えていき、立ち上げ期のPMF(プロダクトマーケットフィット)が終わり、これからプロダクトを成長させていくにはどうすれば良いのか模索していた1年でした。
そんな2021年度に私がPdMとしてスキルアップするために参加したイベントやセミナーを紹介いたします。
2021年度に参加したイベントやセミナー
毎年参加しているAWSやデブサミなどの開発者向けイベント以外に、今年度はPdM関連のイベントを中心に参加しました。
No. | イベント名(セミナー名) | 主催 |
---|---|---|
1 | AWS Summit Online 2021 | Amazon Web Services, Inc. |
2 | ProductZineウェビナー 「よりよいプロダクトを作るためのコミュニティの活用法」 |
株式会社翔泳社 |
3 | ProductZine1周年&リニューアル記念オンラインイベント 「プロダクトマネージャーの成長の道標」 |
株式会社翔泳社 |
4 | Product Leaders 2021 | 日本CPO協会 |
5 | プロダクト筋トレ輪読会「プロダクトマネジメントのすべて」 | プロダクト筋トレコミュニティ |
6 | プロダクト筋トレ図書館LT会 | プロダクト筋トレコミュニティ |
7 | PM&TechTalk クラシル&ミラティブのPMとエンジニアが語る、開発・組織の課題と向き合いかた | 株式会社ミラティブ/dely株式会社 |
8 | 『ALL for SaaS』から学ぶSaaSの立ち上げ方 | 株式会社翔泳社 |
9 | Sansan Innovation Project 2021 | Sansan株式会社 |
10 | プロダクトマネージャーカンファレンス 2021 ~非連続な環境、 非連続な変化、 非連続なプロダクト~ #pmconf2021 | プロダクトマネージャーカンファレンス実行委員会 |
11 | 企業経営とプロダクトマネジメント〜経営者とプロダクトマネージャーは、非連続な事業成長へどう立ち向かうべきか〜 | 株式会社フライル |
12 | PRODUCT READERS SALON | 日本CPO協会 |
13 | プロダクトマネジメント入門講座: シリコンバレーの現役PMが伝授するBtoBプロダクトマネジメント | Udemy/曽根原春樹 |
14 | プロダクトマネジメント実践講座: シリコンバレー企業の現役PMが伝授する、プロダクトの成長を加速するロードマップの書き方 | Udemy/曽根原春樹 |
プロダクト筋トレコミュニティへの参加
2021年5月にProductZineで開催されたセミナーに参加してプロダクト筋トレコミュニティを知り、これだ!と思ってすぐにコミュニティへ参加しました。プロダクト筋トレは「プロダクトづくりに関する知識を広げ、深め、身につける」を目的としたコミュニティです。情報共有だけでなく書籍の輪読会やプロダクトマネジメントに関する技術をワークショップする会など、部活のような分科会が複数あります。
Slackのコミュニティなので紹介される記事や書籍、お悩み相談のやりとりを眺めているだけでも勉強にはなるのですが、筋トレコミュニティなので筋トレしないと勿体ないなと思い、「プロダクトマネジメントのすべて」の輪読会に参加してみました。輪読会に参加することで個人で書籍を読むよりも理解が深まりますし、特定のトピックについて社外のPdMと議論する機会を持てる点はすごく良かったです。年末頃から仕事もプライベートも忙しくなり最近は参加できていないのですが、落ち着いたらまた参加したいと思っています。
CPO協会主催イベントへの参加
プロダクト筋トレコミュニティでCPO協会なるものを知りました。CPO(Chief Product Officer)とはWiKiによると、組織におけるプロダクト関連のさまざまな活動の責任者で、プロダクト戦略をビジネス戦略と一致させ、それを組織全体に展開することに重点を置いて活動します。
2021年7月に海外の第一線で活躍するプロダクトリーダーたちの講演が聴ける「Product Leaders 2021」が開催されたので、こちらのイベントに参加しました。SalesforceやAdobeなど有名な企業のCPOやPdMがどのような考えでプロダクトを成長させてきたのか、貴重な話を聴くことができる機会でとても刺激になりました。
プロダクトマネージャーカンファレンスへの参加
プロダクトマネージャーカンファレンスはプロダクトマネジメントに携わる人たちを対象に、ともに学び、切磋琢磨する場として2016年から開催されているカンファレンスです。2020年からはオンライン開催となり、参加しやすくなったので昨年に引き続き参加しました。その年にプロダクトマネジメント界隈で話題となっているトピックの講演をまとめて聴くことができるのでおすすめです。
Udemyのプロダクトマネジメント実践講座受講
最後にイベントではないのですが、Udemyで公開されている曽根原春樹さんのプロダクトマネジメント実践講座を受講しました。曽根原さんはITエンジニア本大賞2022に選ばれた「プロダクトマネジメントのすべて」の著者の一人で、シリコンバレーのIT企業でプロダクトマネージャーとして長年活躍されている方です。シリコンバレーで用いられる一歩進んだプロダクトマネジメント手法について講義を受けられるのが最大のメリットです。
Udemyはオンライン動画学習プラットフォームで自分の好きなタイミングに受講でき、一度見て終わりではなく繰り返し見て自分の状況に当てはめて考えるなど、反芻することができる点が良いと思っています。
こちらのセミナーは有料で個人で受講するにはそれなりの自己投資が必要になりますが、アトラスにはセミナーの受講料を半額補助してくれる「スキルアップ補助制度」があります。また講師の方の公式サイトやTwitterなどでクーポンを定期的に配布してくださっているので、それらを活用すれば自己負担を抑えて勉強することができます。
さいごに
PdMとしてスキルアップするために参加した勉強会を紹介しました。いままではSMOOSYの開発責任者としての意識が強く、マーケティングや営業のことなどはあまり理解していなかったのですが、事業全体あるいはアトラスのプロダクトポートフォリオを意識して開発に関する意思決定をするようになりました。とはいえ私自身まだまだ修行中の身なので、引き続き情報収集と筋トレに励みたいと思います。
PdMの勉強をするのにどのような場に参加すると良いのか情報を集めている方の参考になれば幸いです。