AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験に合格しました
目次
こんにちは!周です。
今年の7月にAWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験を受け、無事合格することができました。今回はなぜ試験を受けようと思ったのか、試験を受けたら何が役に立つのか、どういう勉強をしたのかを紹介しようと思います。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験とは?
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験(以下、SAA試験)とは、AWSで提供されているサービスを組み合わせてお客様の要求に合わせたベストプラクティスなシステムを構築、設計する基本的な技術をもち、AWSで必要なデプロイや管理の他、安全性や信頼性を意識した構成能力が求められる資格です。
受験想定者は、1年間AWSクラウドを使用した問題解決と解決策の実施における経験者を対象としています。難易度は基本情報技術者試験より低めなので、それほど高いというほどではありません。
詳しい内容についてはAWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験のWebサイトを見てください。
受験方法
AWS認定は、ピアソンVUEとPSIにより実施されています。試験日については受験申し込みを随時受付しているため、いつでも受験可能です。そして、ウェブカメラとマイク/スピーカーを使用して、自宅など任意の場所で受験できます。受験言語については、2022年11月現在は日本語・英語・中国語・韓国語で受験可能です。 ちなみに、私は中国語で受験しました。
勉強方法
試験の出題範囲は公式サイトにある下記のとおりです。
分野 | 得点比率 |
---|---|
第 1 分野: セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% |
第 2 分野: 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 26% |
第 3 分野: 高性能アーキテクチャの設計 | 24% |
第 4 分野: コストを最適化したアーキテクチャの設計 | 20% |
日常の業務はほぼバックエンドやフロントエンドで、インフラは初心者と言っても過言ではないので、試験に合格するため、遊ぶ時間を結構削りました。勉強期間は約2ヶ月で、主に土日を使いました。
まず、インフラの基礎から動画で勉強しました。ここに1ヶ月ぐらいかかりました。インフラのイメージがついた上で、ウェブサイトを利用して予想問題を大量に解きながら勉強しました。2022年8月から、試験番号が「SAA-C02」始まりから「SAA-C03」始まりに切り替わりましたので、サイトで調べる時には要注意です。
参考書は買いましたが、試験の準備をするときは主にAWSのホワイトペーパーを参考にしました。
試験当日
土曜日に予約して、日曜日に自宅で試験を受けました。
自宅で受験する場合は、以下のような準備が必要です。
- 机の上には受験用のパソコンだけを置き、本類やスマートフォンを置かないこと
- 人が周囲にいないこと
- 窓やドアなどを閉めておくこと
受験開始30分前からチェックインして、試験官がチェックを開始します。自分の写真をアップロードしたり、ノートパソコンで受験スペースを360度映したりしました。特にトラブルがなければ、そのまま待機し、チャットで試験開始の合図が出たら試験を開始できます。問題を解いてから、コミットして結果がすぐ出ます。
結果
さて、受験した結果のスコアは以下のとおりでした。
合格ラインは720点、私は833点で合格しました。
結果のレポートは中国語ですが、翻訳したものが下記の表の内容になります。(試験サイトでレポート言語は日本語を選択した気がするけど)
分野 | 得点比率 |
---|---|
第 1 分野: セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% |
第 2 分野: 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 28% |
第 3 分野: 高性能アーキテクチャの設計 | 24% |
第 4 分野: コストを最適化したアーキテクチャの設計 | 18% |
総括
日常の業務でAWSサービスのEC2、S3、Lambdaなどを多少触ったことはありましたが、なぜその組み合わせが一番いいのか、なぜ今の構成になっているのかをあまりよく分かっていませんでした。今回、資格の勉強をしたことで、サービスとサービスの組み合わせやサービスのコストパフォーマンスなど、本当に幅広く知識を得ることができました。私は今バックエンドとフロントエンドの開発に従事しているので、今後サービスの設計をするときに、システム構築の目線から今回学んだことを業務に活かしていきたいと思います。
クラウド全盛の今、より深くAWSについて勉強したい方がいらっしゃいましたら、ぜひ受験してみてください。