情報処理安全確保支援士試験に合格しました!

L小川です。週末はコリドラス(熱帯魚)の世話にいそしんでいます。
昨年のことになりますが、令和元年秋の情報処理安全確保支援士試験に合格しました!
結果は下記のとおりです。

試験 得点
午前Ⅰ 71.40
午前Ⅱ 88.00
午後Ⅰ 70
午後Ⅱ 67

午後Ⅱはスラスラ解けた感触があったのですが、どこかで解釈を間違えていたのか一番低い点数でした……。
自慢できるほどの高得点ではないのですが、受験に至るまでの経緯や学習方法についてご紹介したいと思います。

なぜ情報処理安全確保支援士なのか

以前、同療の誘いでOWASP Nightに行き、セキュリティに興味を持つようになったのが大きな理由です。
脆弱性学習用アプリケーション「WebGoat」の学習記録や脆弱性診断ツール「OWASP ZAP」の使用方法などを時々社内に展開していたのですが、セキュリティについてより深く知り、実践につなげる機会を増やせればと思い、今回の受験に至りました。
過去に社内インフラの整理業務※を経験していたこともあり、過去問を見た時に「これなら解けるかも…?!」と思ったことも今回の試験を選んだ理由のひとつです。

※:詳細は弊社デブログ「オンプレミス環境にさよならを – 社内サーバをゼロに」をご参照ください)

暗記ものはiCloudのメモアプリで

私が過去に受けたIPAの試験は十数年前の基本情報技術者試験だけなので、ほぼイチからのスタートになります。午前Ⅰの問題に加えてセキュリティ関連の知識など、覚えることがたくさんあります。
記憶力が良いほうではないので、目にする回数を増やさないと記憶への定着は難しいだろうと思い、暗記が必要なものについては自宅でも電車でも復習できるようiCloudのメモアプリを使うことにしました。
「間違えた問題のメモを作成(自宅Mac)」↔「通勤中の電車の中で復習(iPhone)」というループを繰り返しました。
場所を選ばずスキマ時間で復習できればよいので、オンラインで使える主要なメモアプリであれば問題ないと思います。

自宅と電車で学習

午前Ⅰ

午前Ⅰの試験範囲は広く、不慣れな分野の問題もあるので苦労しました。
早めに始めるのが一番の試験対策だと思います。
早めに着手すれば、より多くの問題の数をこなせますし、時間をかけて理解できるようになります。
5月頃から着手し、2019 応用情報・高度共通 午前試験対策書を一通り解き終えた後、応用技術者試験ドットコムを使って学習しました。
継続的に勉強できていたわけではなく、合間で勉強が中断する時期もあったので、そういった事態に備えて早めに始めて損はないでしょう。

午前Ⅱ

午前Ⅱの学習には 情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019年版
情報処理安全確保支援士ドットコム を使いました。新しい攻撃手法や直近の事件などについてブログやメールマガジンなどで情報収集しつつ過去問を解いていけば、苦戦することはないかと思います。

参考サイト:

午後

午後試験については、まとまった時間を確保できるよう週末に勉強しました。

記述問題の対策は「字数制限内に解答をまとめること」と「手で書くこと」に分けて、段階的に進めました。普段の生活ではメモを取るくらいしか手書きする機会がなく、いきなり両方の作業に着手してしまうと学習のハードルが高くなってしまうように思ったためです。

字数制限内にまとめる練習はメモアプリで

答えがわかることと、その答えをうまく文章に落とし込むことができるかどうかは別モノです。

メモアプリやテキストエディタであれば、文章の組み立てが楽にできるので、まずは自分の頭の中に浮かんだ答えを字数制限内にまとめることから始めました。

解答パターンと考え方を身につける

午後試験については 2019情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策 を使いました。解説が丁寧でわかりやすかったです。
ポケットスタディ 情報処理安全確保支援士 は、午後の解答パターンが一覧になっているので、過去問を一通り解いた後の復習や総仕上げに使うと良いと思います。
どちらの本についても書かれているすべてを網羅したわけではなく、必要そうなところを選んで、つまみ食いするように使いました。_

手で書く練習も必要

上記の字数制限内にまとめる作業に慣れた後、ノート(紙)に手書きで解答を書くようにしました。

試験本番では考えることに集中できるように、手で書くことにも慣れておいた方が良いと思います。慣れていないことをいきなりやると、知らず知らずのうちに力が入ってしまい、焦りを生む原因にもなります。

書きやすいシャープペンシルも用意しておきたいです。私が使ったのは下記の二本です。どちらも書き心地がよく、オススメです。

最近の文房具の進化はめざましいものがありますね!

シャープペンシル

試験本番

試験は朝から夕方の長丁場になります。疲労で集中力が切れてしまわないように、試験の合間に甘いものでエネルギー補給すると良いと思います。私はブドウ糖のタブレットを用意しました。正直なところ効果のほどはわかりませんが、備えあれば憂いなし。やれることを全部やっておけば、不安が少ない状態で試験に臨めます。
試験後にTwitterを見たところ、羊羹でエネルギー補給していた人もいたようです。

試験本番の再現イメージ

まとめ

初めて受ける試験だと、勝手がわからないところもあるので「早めに準備する」のが何より有効だと思います。早めに始めることで、勉強方法の軌道修正もしやすくなります。
「道具にこだわる」のも大事です。自分が安心して使える文房具を揃えて試験に臨みましょう。
ごくごく当たり前な試験対策かもしれませんが、何か参考になるものがあれば幸いです。

これから

試験に合格したから何かが大きく変わった……ということはなく、ようやくスタートラインに立ったという心持ちです。アトラスのセキュリティをさらに強く、プロダクトもより堅牢にできるよう、組織のセキュリティ対策や効果的な脆弱性診断などに力を入れていきたいと思います。

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