学びをチームに還元する仕組み〜JJUG CCC参加とアウトプットの流れ〜

お久しぶりです、SMOOSY開発をしている関谷です。先日開催されたJJUG(プログラミング言語のJavaエンジニアが参加するコミュニティ)主催の「JJUG CCC 2025 Spring」に参加しました。今回は、聴講した2つのセッションと、社内でのフィードバックの流れについてご紹介します。
JJUG CCC 2025 Springの看板

セッションの感想

サービスと共に歩んだ3年、Springで作る決済システムの安定稼働(登壇者:GMOペイメントゲートウェイ株式会社 Mio Kunihiro様)

決済システムを安定稼働させるためのノウハウが参考になるかと思い、聴講しました。セキュリティ対策でクレジットカード番号は外部ライブラリを使わず自社で暗号化していたり、負荷軽減対策としてSQLはINSERTのみで運用していたり、リスク対策として異常終了後の再実行が容易なことなどが参考になりました。

Java開発者のためのパスキー入門(登壇者:ynojima様)

今後アトラスでもパスキーを導入することがあるかもしれないと思い、聴講しました。パスキーはセキュリティがとても強い反面、利便性が低いと感じました。ITやセキュリティの知識がある方が使うには問題なさそうですが、初めて使う方にはシステムの満足度を下げてしまいかねないため、導入は慎重に検討する必要があると感じました。

日々の学びを広げる社内共有の仕組み

アトラスが掲げているPhilosophyの1つに「進化しつづけるサービス」があります。この実現のため、私たちは1人ひとりが常に学び、知見をチーム全体に還元し続けることを大切にしています。
その一環として、システム開発グループではNotionに「アウトプット広場」というページを設け、日々の気づきや学びを気軽に共有できる仕組みがあります。毎週金曜の夕方には作成したページの情報が自動でSlackにも投稿され、システム開発グループの誰もが目にしやすくなっています。
Slack通知されたNotionのリンク
Notoinの開発振り返り議事
口頭の情報共有は、SMOOSY開発メンバー向けには週次の開発振り返りで、システム開発グループ全体には月1回の全体ミーティングで行うなど、対象や内容によって共有の場を使い分けています。

最後に

普段から新しい知識や経験をインプットすることで、出来ることの幅が広がります。また、それをアウトプットすることで情報が整理され、知識がしっかりと身につきます。これからも積極的に学び続け、チームに還元していきたいです。

Confit Atlas SMOOSY