CSS Nite Shift 11に参加してきました!

みなさまこんにちわ。さいとう(黒)です。夏も冬も相変わらず黒いです。

IT界隈は技術やトレンドの流れが早いため、エンジニアやデザイナにとって新しい技術や情報のキャッチアップが非常に重要です。

アトラスはそんなIT業界にある会社なので、社員が新しい技術を学びやすい環境を提供する目的で様々な補助があります。今回はその中のスキルアップ補助制度というものを使用して勉強会に参加してきたので、その話をしたいと思います。

※スキルアップ補助制度とは?
以前にもこのブログで荒木が紹介してくれていますが、外部のセミナーや勉強会へ参加する際にかかる費用を会社に負担してもらえる制度です。自己希望の場合はセミナー費用の半額、会社指示の場合はもちろん全額支給されます。

ちなみにセミナー参加以外にも、学会の年会費も負担してもらえます。私はこの制度を使って人間中心設計推進機構に所属しています。こういった補助制度があるとセミナー参加や入会のハードルが下がるので、とても助かっています。

 

CSS Nite Shift11 とは

さて、今回参加してきたCSS Nite Shift11について簡単に説明すると…

Shift11:Webデザイン行く年来る年(CSS Nite LP55)

毎年年末に、「マークアップ」、「アクセシビリティ」、「ツールと制作環境」、「デザイントレンド」などのカテゴリーごとに、その年のWeb制作シーンを振り返り、知識やスキルの棚卸しをするという目的で開催しています。

というわけで、Web制作に関してかなり幅広くカバーされており、今年のトレンドや技術の流れがおさらいできるという、かなり至れり尽くせりな内容です。今年に限らず過去数回参加していますが、毎回勉強になることが多く、「忙しくてもこれだけは参加しよう!」と心に決めています。

 

特に印象に残ったはなし

どの講演も非常に有意義だったのですが、その中でも特に印象に残った講演を紹介したいと思います。

基調講演:今までの10年。これからの10年。

オープニングは「could」の執筆者でもある長谷川 恭久さんの基調講演で、この10年間でWeb制作界隈でどのような変化があったのかを、スマホの普及についての話をベースに解説されていました。

この中で特に印象に残ったのは、2007年のWebサイトは「自己表現のWeb」だったのが、2017年には「ビジネスのWeb」に変わったという話でした。2007年の時点では、Webサイトはまだ限られた人、専門性があってPCを使える人のものであり、Webサイト自体も見栄えがよく、いわば電子広告的な意味合いが強かったそうです。それがこの10年でスマホが急激に普及し、多くの人がスマホやタブレットを通してWebに触れるようになったことにより、Webのあり方が大きく変わったとのことでした。

私自身もエンジニアとして働きはじめてちょうど10年、Webサイトのデザインやディレクションをやりはじめて5年くらいなのですが、確かにこの数年でWebのあり方や環境、顧客が求めることも変わってきたと感じています。見た目のデザインではなく、本質的なデザイン(情報設計だったり、UXなどの経験のデザイン、問題解決のためのデザインなど)が重要視されるようになってきたのかなと思います。

 

アクセシビリティ:アクセシビリティ 改め インクルーシブデザイン?

もう一つ特に印象的だった講演は、インフォアクシアの植木 真さんと、Website Usability Infoの土屋 一彦さんのアクセシビリティに関する講演でした。

アクセシビリティというと、特に障がい者にとってのWebサイトの利用のしやすさを表すように思われがちですが、近年はそういった特定の人だけを対象とするのではなく、もっと広いユーザを対象に「アクセスしやすい」「使いやすい」「分かりやすい」ものを提供しようという、”インクルーシブデザイン”という考え方に変わってきたとのことでした。

これは基調講演にもあった、この10年の変化によるものも大きいのかな、と感じました。より多くの人がWebに触れるようになり、求められるものが変わってきた結果なのだと思います。人間中心設計やユーザビリティの考え方と根本的には一緒ですが、それがベースにあるのが当たり前になってきたということなのでしょう。

 

まとめ

今回のShift11は、今年1年を振り返るというよりも10年を振り返るという話が多くありました。この10年でWebを取り巻く環境は大きく変わり、Webデザイナに求められることも変わってきました。

ここ数年で「デザイン思考」や「ユーザーエクスペリエンスデザイン」などの言葉が流行り、定着してきましたが、その流れにあるように「デザイン」という言葉の意味が ”見た目のデザイン”という狭義な意味ではなく、もっと広い意味でのデザインに変わってきたのだと思います(余談ですが、私はそれを学びに去年、一昨年と大学院に通っていました。せっかくなのでどこかでその話もしたいと思います)。

また、今までの10年と同じように、これからの10年も求められるものが変化していくのだろうなと感じました。

移り変わりの激しい業界だからこそ、こういった変化に取り残されないようにきちんと情報のキャッチアップと、自分自身のスキルを磨いていきたいと思います。

※ Shift 11についての情報はTogetterでまとめられているので、興味のある人は覗いてみてください!

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