在宅勤務からテレワークへ!より柔軟な働き方を求めて自宅を飛び出してみた

はじめに

こんにちは。お久しぶりです。エンジニアのなかむらです。

みなさん、テレワークしてますか?

これまでもリモートワークの様子をブログでお伝えしていましたが (これこれとか)、私は現在週3日、自宅で勤務をしています。
アトラスでは10月に「在宅勤務規程」が「テレワーク勤務規程」に変更になり、自宅以外でも働けるようになりました。と、いうことで「外に出て仕事をしてみよう!」と思い、先月末Googleが期間限定でオープンしていたGoogle Telework Loungeに行ってきました。

Google Telework Lounge

Google Telework Lounge (https://www.womenwill.com/japan/googletelework)は、Googleが六本木ヒルズノースタワー1階に開設したされた、テレワークを体験できるトライアルスペースです。
Google Telework Lounge
※ すでに終了しています。

テレワークを体験したい企業や団体、個人に向けて期間限定で開放されていました。
Googleは、2014年よりテクノロジーを活用した柔軟で効率の良い働き方を支援するプロジェクト「Womenwill」 を通じて働き方改革に取り組んでいます。Google Telework Loungeは11月1日から11月30日までの「テレワーク月間」にあわせて開設されており、テレワークのスタイルである「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」「在宅勤務」の3つのゾーンで構成されていました。

「モバイルワーク」ゾーンは外出中や移動中の空き時間を活用して、少しの業務を気軽にできるオープンなスペースです。カラフルな円テーブルやカウンターがありました。

「在宅勤務」ゾーンは「リビングのようにリラックスして作業ができます」というエリアなんですが、我が家とは雲泥の差があるオシャレすぎる素敵な空間でした。

「サテライトオフィス」ゾーンは、完全個室スペースと半個室スペース、さらにミーティングスペースがありました。

アトラスではテレワーク勤務時に遵守すべきルールなどが記載されているセキュリティガイドラインがあり、「カフェや図書館などのオープンスペースでは他者にPCの画面を見られないようにする」といったルールがあるので、今回はプライバシーが保たれた完全個室を利用しました。

感想

Google Telework Loungeはとても快適でした!

キレイで清潔感もありましたし、コンセントもWi-Fiも完備してあるにも関わらず、無料で利用できました。唯一の欠点はトイレがなかったことくらいです。
利用した完全個室スペースは、両隣とも利用者がいたにもかかわらず、とても静かで快適な空間でした。社内はもちろん、リモートワーク時(埼玉県の適度に田舎なところに住んでいます)は、周辺の生活騒音だったり、隣の市にある自衛隊基地の航空機の音などが頻繁に聞こえるので、「雑音のある環境でいつも仕事をしているんだな」と気づきました。普段とは違う静かな環境はかなり仕事に集中できました。

これまでのテレワークを通して思ったこと

作業内容によっては自宅以外の方が仕事が捗る

Google Telework Loungeでのテレワークは、自宅と違い気になるモノや目に入るモノもないので、注意力を低下させる要因が少なかったです。また、仕切りがあり人の目がないとはいえ、両隣で他人が仕事をしている状況であったため、多少の緊張感もあり、普段より仕事に対するモチベーションが上がりました。仕切りの有無に関係なく、外に出ることは気分転換にもなりますし、ブログの執筆やドキュメント作成などはテレワークでやる方が捗るのではないかと思いました。

長時間の仕事は自分の身体に合うイスが大事

数時間の滞在でしたが、イスの重要性を実感しました。
以前のブログでケイも書いてましたが、会社のイスはエルゴヒューマンのエンジョイです。私は現在週3日在宅しており、「会社のような良いイスが欲しいなぁ」と思い、先月発売されてネットやSNSでも話題になったコクヨのingを導入しました(ingは座面が自由に動いてとても気に入っています)。 そのため会社も自宅も快適な環境になっています。今回は短い時間だったので問題なかったのですが、身体に合わないイスでの長時間の仕事は腰への負担がかかります。自分の身体に優しい環境を探したり作ったりすることも、テレワークをはじめるには重要だと思います。

テレワークでもセキュリティは守らなければならない

アトラスでのテレワークとリモートワークの大きな違いは「自宅以外でも働けること」ですが、テレワークではGoogle Telework Loungeの3つのスペースを見て、「サテライトオフィスゾーン」に近い、セキュリティが保たれる環境が必要だと改めて認識しました。
前述のとおりアトラスにはセキュリティガイドラインがあります。以下にいくつか要約して抜粋します。

  • 施錠できる個室がベストですが、リビング等の家族の出入りする部屋で業務を行う場合、棚で仕切るなどして出来る限り独立したスペースを確保してください。
  • 家族であっても第三者に該当します。PC画面をのぞき込まれないように配慮し、家族にもセキュリティへの理解を求めましょう。
  • 電話を使用する場合は、極力周囲の人に会話が聞こえないように、人がいない場所に移動するなど対策してください。

現在のアトラスのセキュリティガイドラインでは、働く場所がどこであったとしても社内で働くときと同じセキュリティが求められています。働く場所の選択肢が増えても、セキュリティガイドラインを遵守できる場所の確保がなかなか難しいです。
とはいえ、アトラスは「フレキシブルな就業環境の提供により、生産性・就業意欲の向上につなげるとともに、ライフイベントやライフサイクルに応じた働き方の選択肢を増やす」ことを目的として在宅勤務からテレワークに変わったので、セキュリティガイドラインなどの現行のルールには改善の余地があるのではないかなと思います。年齢や立場にとらわれず自分の意見を伝え(これはアトラスの行動指針のひとつでもあります)、改善に取り組むことで、みんながより柔軟で働きやすい制度になるように取り組んでいきたいです。

さいごに

テレワークがはじまったことで、カフェなど外に出てカフェで気分転換しながら作業する、時間のかかる作業は自宅でじっくりやる、など仕事の内容によって働く場所を変える柔軟な働き方がアトラスでもできるようになりました。この機会に自分に合った働く場所を考えるのはもちろんですが、現在の自分の働き方も見直していきたいと思います。