中国大連の開発センターから見たアトラスとODC

初めまして、2020年4月に入社した周(シュウ)です。名前を見てお気付きの方もいると思いますが、中国人です。2020年2月までは大連ODC(Offshore Development Center)で働いていましたが、今年からアトラスに入社しました。現在はSMOOSYの開発を担当しています。
以前のブログに「中国の大連に開発センターを開設して3ヶ月経過した現状と今後」という記事がありましたが、千人の読者の心の中には千人のハムレットがあるとよく言われていて、今回は元ODCメンバから見た、ODCについてご紹介させていただきます。

ODCとは
オフショア開発センター(Offshore Development Center)と呼ばれるラボ型開発の契約形態です。任意の期間で契約することで、人材をアトラス専用に確保でき、サービスの業務内容や機能仕様などノウハウを蓄積できるメリットがあります。
アトラスでは、継続的にサービスの機能追加や既存機能の改善・拡張をしているので最適な契約形態です。

大連ODCに入社した契機

2018年9月に大連帝邦科技発展有限公司のCEOの彭さんと前職のプロジェクトマネージャーの孟さんと対面して、私の将来に関することを相談しました。
彭さんは「優秀な人材と先進的な技術をもって、お客様に高品質のサービスを提供し、高付加価値の業務を通じて、お客様の発展と社会の繁栄に貢献し、企業自身の発展と進歩を実現します。」という目標がある会社を作りました。今回はアトラスと一緒にアトラス専用チームを作りたいです。アトラスは今まで30年以上の歴史があった会社です。30年の歴史の中で社会に貢献して、いろいろな人材を育てました。
また、必要に応じて、日本のエンジニアが大連の開発チームに来るので、日本の開発チームとコミュニケーションすることもできます。
以上のことをふまえて、自分のスキルと将来の成長を考えて当時の私にとっていいチャンスだと思いました。
ということで、アトラスの大連ODCに入社することを決めました。

画像の人は大連帝邦科技発展有限公司のCEOの彭さん

(PS:画像の人は大連帝邦科技発展有限公司のCEOの彭さん)

開設して最初の1ヶ月

アトラスのCTOの大神さんが自ら大連に来て指導しました。
長時間の仕様説明とISMS教育をした後、全員が全て理解した上で、アトラスのシステム開発をはじめました。
アトラスではシステムのセキュリティばかりでなく、システム以外の情報セキュリティ全体も重視しています。
毎年、ISMS教育の更新とともに、セキュリティに関する課題への回答が必須になっています。

開設して3ヶ月

開設して3ヶ月が経ち、初めてのConfitバージョンアップのプロジェクトがやっと完了しました。
最初は、開発は主に仕様に従って、ソフトウェア機能を実現するイメージと思っていましたが、アトラスの仕事をやっていってからというもの、そんな思いは全く変わりました。
今は、開発は機能実現だけでなく、お客様が使用する時にパフォーマンスがいいのか、他のメンバーがソースコードを修正する時に読みやすいのかなども含めてソフトウェア品質を高めることを考えるべきと思っています。
3ヶ月経っただけですが、大連のODCの全メンバーは多くの知識を得ることができました。日本の開発チームとの共同作業はやはり自分自身のスキルアップに大変役に立つと思います。

アトラスのテックリードの指導会
(PS:アトラスのテックリードの指導会)

毎朝、大連と日本開発チームリモートで朝礼に参加している
(PS:毎朝、大連と日本開発チームリモートで朝礼に参加している。)
朝礼のおかげて、別の国ですが、すぐに連絡できます。問題に直面した時、早めに解決できます。

開設して7ヶ月

この時期に大連ODCの開発業務はConfit Edit.に加え、SMOOSY開発チームが作られました。
しかし、SMOOSYの開発を始めた後、たくさんの問題に直面しました。
アトラスはチャレンジ精神旺盛な企業ですから、SMOOSYは新しいフレームワークで作ったシステムです。そのフレームワークを使ったことのない人が多いです。
そのために、大連のODCは日本の開発チームにコードレビューを依頼する形で、みんなが早めにフレームワークの使い方を身に付けました。

SMOOSYプロマネと顔を合わせて羊の肉の長い串焼きで乾杯する。

(PS:SMOOSYプロマネと顔を合わせて羊の肉の長い串焼きで乾杯する。)

開設して1年

あっという間に、1周年を迎えました。アトラスのCTO大神さん、テックリード中村さん、大連ODCメンバーと一緒に一年間の振り返り会に参加しました。
この一年間の成果、各メンバーの成長、今後の目標、改善の必要があることなどについて検討しました。
各メンバーはこの一年間の中で大変勉強になりました。いろいろなチャレンジもありました。みんなが一年前の自分より本当に成長しました。次の一年間の挑戦に対して、自信満々で頑張ります。

振り返りの様子

(PS:ODCの振り返り会。司会者:アトラスのCTO)

現在

現在、ODCを開設してもう一年半以上が経ちました。最初から今までいろいろな問題に直面しましたが、無事に解決できました。でも、大連のメンバーの日本語が弱いので、日本語の仕様理解や日本語でコミュニケーションしにくいなどの課題があります。日本語が堪能なODCのプロマネが仕様を理解し説明することで課題を回避していますが、これらの課題がもし解決したら、大連の若者メンバーの日本語は絶対に上手くなると思っています。

大連ODCはソフトウェア品質の向上のために、不定期な勉強会をする。

(PS:大連ODCはソフトウェア品質の向上のために、不定期な勉強会をする。)

終わりに

以上、簡単に「中国大連の開発センターから見たアトラスとODC」をご紹介しました。
今はアトラスに転職しましたが、アトラスに来た後いろいろな面白い制度がサプライズしてくれました。次のブログでアトラスの制度をご紹介したいです。皆様、お楽しみに!

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