田舎暮らしのテレワーカーが意識している4つのこと

こんにちは、ConfitのPMとエンジニアをしているあらきです。

以前から当ブログで紹介してきましたが、アトラスでは数年前からリモートワーク環境を整備してきました。(4年前にはシンガポールからリモートワークをした人も!)

私もそれに便乗して、一年前から地方からのリモートワークを始めました。

この一年、コロナ禍で会社としても変化があり、以前は「出社を前提としつつリモートで働くこともできる」という方針だったのが、実際にリモート中心で業務を進めても致命的な支障がないことがわかり、また、当面のwithコロナ時代の安全確保のためのニューノーマル対応として「毎日出社が前提ではなく、テレワークをベースに仕事を続ける」方針に変わりました。10月からは交通費は出社した分だけ精算する制度になり、毎月一定額のテレワーク手当も支給されるようになっています。

現在システム開発グループは、3月から一度も出社していないメンバーもいれば週に何回か出社しているメンバーもいて様々ですが、この日は必ず出社する、というような取り決めは特にありません。会社全体として出社は月50%程度にする、というルールはありますが、基本的に個人の裁量で出社日やリモート日を決めています。

地方からのリモートワークを始めた経緯

私が地方からリモートワークをするようになったきっかけは、パートナーが仕事の都合で四国に引っ越すことになったことでした。
前々からシステム開発グループのメンバーは週2〜3日リモートワークをしていて、それで問題なく業務が回っているのを見てきたので、「じゃあ四国からリモートで仕事すればいいか」と思い、マネージャーに「こういう事情で四国からリモートワークします」と言ったら「いいんじゃない?」とあっさり承認され、そのままフルリモート勤務を始めました。最初は四国と東京を行ったり来たりして、ペースがつかめてきたら完全フルリモートにしようと考えていましたが、その辺りも全て私の裁量に任せてくれていたので、気兼ねなくマイペースにやっていました。

さて、晴れて地方からのリモートワークを始めてみると、いくつか困ったことが出てきました。

仕事のやり方で意識したこと、変えたこと

「ちょっとした相談事」に時間がかかる

「テキストで伝えるのは難しいけどビデオ通話で呼び出すほどでもないちょっとした相談」があると、相手に伝えるための文章を書くのも時間がかかり、やっぱりビデオ通話の方がいいか?と迷ってまた時間がかかる・・・ということがよくありました。

これについてはわりと慣れの問題で、「これはビデオ通話で話しちゃった方が早い」「これはテキストで伝わる」と判断するスピードが上がるごとに、スムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。

サーバ作業の立ち会いがやりづらい

リリースなどでサーバ作業に立ち会う際、出社している場合はデュアルディスプレイ+ノートPCの3つのディスプレイに作業手順書やAWSのコンソール、ターミナルを映して作業していましたが、ビデオ通話だと一度に一画面しか共有できない上に、画面を共有しながらビデオ通話すると音声や画像に遅延が出ることがあり、ストレスの多い状況でした。また、オンラインだとトラブルが起きても周りに伝わりにくいのも不安な点でした。

  • 作業手順書は各々で開いておいて、基本的にコンソール画面のみを共有する
  • オフラインの時以上にこまめに声かけをする
  • 他のメンバーのヘルプが必要になった場合に備え、一対一の通話ではなくグループ通話を利用する

など細かい工夫をすることで、今ではスムーズに作業できるようになっています。

緊急の呼び出しに気付きにくい

昼休みに「サービスにアクセスしにくくなっている」と緊急呼び出しがあった際、たまたまスマホもPCも見ておらず、すぐ反応できなかったことがありました。その時は出社メンバーが対応してくれて事なきを得ましたが、出社時には肩を叩くなりしてもらえば気づけたのが、オンラインだと四六時中PCの前に貼り付いていないと気づけない、ということを改めて実感した出来事でした。

その時の反省もあり、現在は交代で昼休みをずらしてサービス監視をする体制を敷いています。また、現在は全員がテレワーク体制になっていることもあり、

  • 緊急時やシステム問合せがあった際は個人ではなくチーム全体に呼びかける
  • 問合せの対応内容はテキストに起こしてナレッジ化し、特定の人がいなくても対応できるようにする

といった取り組みもしています。

会議でのオフラインメンバーとオンラインメンバーの分断

3〜4人程度の会議なら問題ないのですが、10人くらいの会議になると、

  • 広い会議室を使うので、マイクから遠い人の音声が拾いづらい
  • オフラインメンバーだけで議論が盛り上がり、オンラインメンバーが置いてきぼりになってしまう

ということがままありました。もちろんお互い声を掛け合いながら会議を進めていましたが、正直完全に解決するのは無理かな・・・と思っていました。

しかし、このコロナ禍でリモートワーク前提の働き方に変わり、オフラインメンバーがほとんどいなくなったことによって、結果的にこの問題は解決しました。本当に世の中何がきっかけでどう変わるかわからないなと感じます・・・。

リモートワークを持続するために

ここまで、改善してうまく仕事してます!という話をしてきましたが、地方からのリモートワークを続けられたのは、出社した方がやりやすい仕事を他のメンバーが引き受けてくれている面も大きいと感じています。新しくジョインしたメンバーのフォローだったり、細かいことだと印刷物の確認などPC以外の機器を使う業務もそうです。

私自身、最初のうちは「出社時と遜色なく仕事できるようにならなければ!」と気負うところがありましたが、今は「出社できるメンバーに任せた方がいいことはお願いして、自分はフルリモートでやりやすい仕事を積極的に引き受けていった方がチーム全体としてもやりやすいんじゃないか」と思うようになりました。

出社と同じ環境を再現することはできないし、全く同じ仕事ができるわけではない、という事実をまず受容して、その上でできることに集中する、くらいの気構えでいた方が良いのだと思います。

さいごに

このコロナ禍で、特にIT業界はテレワークに大きくシフトしました。その中でも「毎日テレワークがいい」という人もいれば、「テレワークもいいけど、時々出社して顔を合わせて働きたいな」という人もいると思いますが、そういう多様性があるからこそ、変化に柔軟に対応できるのだとこの一年を通じて感じました。

テレワークで働きたい人がいるからテレワークのための仕組みが整い、アトラスはコロナ禍をスムーズに乗り切れましたし、今出社しているメンバーがいるからこそ回っている仕事がたくさんあります。

テレワークに限らず、この先も多様な働き方ができるよう、会社も、会社の一員である私個人もまた、チャレンジを続けていきます。

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