改善は一日にして成らず(SMOOSY編)

こんにちは。システム開発グループでデザインを担当しているTAKです。
私はアトラスで会員管理支援サービスのSMOOSYのデザインを担当しています。SMOOSYに携わって数年が経過しましたが、立ち上げから機能が増え、世の中のデザイントレンドや技術が変わっていることもあり、日々SMOOSYをもっと使いやすくしていきたいと考えています。
そんな中、デザイナーとしてSMOOSYをより良くするために何ができるかを考えて実践していることを紹介したいと思います。

実践していること

実践していることは細かく分類すると多々ありますが、その中でもこの一年で特に意識して実施しているのが下記の2つです。

  • UI/UXの最新情報・他社情報を学ぶ
  • Google Analyticsを使ってユーザー分析をする

アトラスにはセルフマネジメントとして各自で目標を設定しているのですが、私はSMOOSYをさらに使いやすくしていくことを目標にしています。
そのために知識の習得が必要と考え、毎月定期的に外部の勉強会に参加するようにしています。他社がどのように今UI/UXを実行しているのかや、成功例と失敗例の生の声を聴くことができるので、そういったテーマの勉強会には必ず参加しています。そして、これは良いと思ったことをまとめてDocbaseで文書化し、社内で展開して振り返りを行っています。

もう一つは、Google Analyticsを使ってユーザーを知るということです。使いやすいシステムを作成するにはユーザーの立場に立って考えることが大切だと思いますが、自分一人の意見や考えでは意味がありません。そこで、アクセス解析ツールであるGoogle Analyticsを利用してサイトのユーザー行動に関するデータを元にしてユーザーを知れたらと考えました。
SMOOSYでは以前からGoogle Analyticsを利用していましたが、より詳細に利用状況を分析したいとの考えから、データスタジオを利用して分析結果をレポートとして出力するようにしました。

SMOOSY データスタジオのサンプル図(1)
SMOOSY データスタジオのサンプル図(2)

ユーザーの使用環境を、人数や使用時間帯、ページ単位、閲覧環境など細かく分析しています。それによって

「どんなデバイスで利用されているのか」
「何時頃に利用されやすいのか」
「すぐに離脱してしまっているページはないか」

などの疑問に対する答えを結果から導くことができました。
またそれに加え、SMOOSYでよく見られているヘルプサイトのページを割り出して、どのページが平均してよく見られているのか情報を絞り込んでいます。
そうすることで、なぜそのページがよく見られるのか、何か疑問を抱えてそのページを見に来ているのかを考える材料として、分析データを利用できます。

まとめ

SMOOSYに関わって数年が経ち、その間に出た意見や要望に基づき、都度改修と改善を繰り返して現在のSMOOSYの形となりました。そしてこれからも、SMOOSYは時代や環境と共に変化し続けていきます。
私はデザイナーの観点から分析を重ねて、「SMOOSYは使いやすいシステム」と思っていただけるように今後も改善していきます。