Confit演題・参加登録システムが7年目に突入!
目次
こんにちは、大場です。
今回は、Confit演題登録が2021年11月30日に本運用を開始して7年目に突入する記念(?)として、Confitの演題・参加登録に関するこれまでの数字をシステム側からまとめてみたいと思います。
ここ3年間のConfit利用大会数や各機能ごとの利用大会数については、Confitスタッフブログで紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
機能拡張の歩み
2015年11月に本運用環境にリリースしてから、機能拡張、機能調整、不具合改修など含めて、2021年11月までに303回リリースしています。
その中から演題・参加登録に関する一部の機能拡張を一覧にしてみました。
年月 | 拡張内容 |
---|---|
2015年11月 | 演題登録機能リリース |
2016年1月 | 最終投稿機能リリース |
2016年3月 | 依頼投稿機能リリース |
2016年10月 | 参加登録機能リリース |
2017年2月 | アカウント登録・投稿の単言語対応の拡張リリース |
2017年8月 | 参加登録フォームの質問設定機能リリース |
2018年8月 | ふりがな項目追加の拡張リリース |
2019年2月 | 演題・参加登録用アカウントのConfit Connect対応の拡張リリース |
2019年9月 | 投稿時の査読用ファイルの登録機能リリース |
2020年2月 | オンライン決済GMOペイメントゲートウェイ連携の拡張リリース |
2020年3月 | 投稿者の投稿修正期間追加の拡張リリース |
2020年7月 | オンライン決済完了後に参加者アカウント通知機能リリース |
2020年11月 | 参加証の出力機能リリース |
2021年1月 | 投稿者ページレイアウト改善リリース |
2021年2月 | 参加費の定員設定とファイルアップロード項目追加の拡張リリース |
2021年8月 | 事務局による領収書・参加証ダウンロード機能リリース |
2021年9月 | 参加費設定のその他の購入項目に期間料金追加の拡張リリース |
2021年10月 | 請求書ダウンロード機能リリース |
2020年から2021年にかけて参加登録に関する拡張が増えています。これは新型コロナウイルスの影響で学術大会もオンライン開催が主流となり、そこに向けてより便利に利用してもらうための機能追加の要望が増えたためです。
こうやって一覧にして眺めてみると、着実に進化して便利になっていると感じますし、機能リリースまでのスピード感もあるなと思います。
大会の登録数の実績
演題・参加登録の前に、大会に関する実績を見ていこうと思います。演題登録・参加登録システムに登録された大会(回次)の登録数を年単位で集計したグラフです。
2019年は170件、2020年は209件、2021年は11月半ば時点で262件です。大会によっては年に2回開催する大会があったり、複数サイトをご利用になることもありますが、年々利用数が増加していることがわかります。
ちなみに、このグラフはMetabaseというツールを使用しています。Metabaseについては、前回記事の「開発・運用改善に活かすデータ分析の取り組み〜Metabaseでデータ分析を簡単に〜」をご覧ください!
演題登録と参加登録の実績
さて、ここからは利用大会数の増加により、実際の演題登録数や参加登録数がどのように変化しているか見ていきましょう。
まずは、演題登録の登録完了数を年単位、月単位で集計したグラフです。
新型コロナウイルスの影響で、2019年の約53,000件から2020年は約39,000件と演題登録完了数は減少しましたが、2021年は11月半ば時点で約43,500件と増加しています。ちなみに、月単位のグラフを見てみると、8~10月あたりは演題登録の募集をしている大会が少なくなるようで毎年件数が少ない傾向にあります。
次に、参加登録の登録完了数を年単位、月単位で集計したグラフです。
2019年は約39,200件、2020年はその倍近くの約64,400件、2021年は11月半ば時点で約111,000件となりました。Confitスタッフブログで年度単位の参加登録機能利用数が掲載されていますが、年単位の参加登録完了件数も順調に増えていることがわかります。月単位のグラフを見ても、参加登録関連の機能拡張のリリースが多くなる2020年半ば以降の参加登録数は、毎月少なくても7,000件以上登録されていることがわかりました。
あらためてこのようにグラフ化して見てみると、機能の追加が利用数の伸びに現れていて、多くの方に利用していただいているんだなと実感が湧いて嬉しくなりますね。
おわりに
2020年からの新型コロナウイルスの影響で、必要とされる機能にも変化がありました。その中で、優先順位をつけて着実に、でもスピード感を持ってリリースができたと思います。利用者のみなさまのご意見や時代にあわせて、演題登録・参加登録システムに限らず、Confit全体で今後も進化を続けていきます。そして、またシステムから見た実績のご紹介をしたいと思います。