テレワーク時代の新米エンジニアが語る!アトラスでの1日
目次
はじめまして!システム開発グループ(以下、シス開)に新卒で入社して5ヶ月が経過しました、おかりょーと申します。本日から開発者ブログデビューなのでよろしくおねがいします。
さて、以前から本ブログでも度々紹介しているとおり、世間が新型コロナウイルスに振り回されている中、アトラスも全社でテレワークを基本としています。
そんな最中、私は新卒としてアトラスの一員になったわけですが、新入社員がテレワークと聞くと不安になる方もいらっしゃるかと思います。そこで、実際にテレワーク時代の新入社員である私の業務を紹介することで、新しくアトラスのエンジニアとして社会人デビューを考えている皆さんの助けになれば良いなと思い、本記事を書くことにしました。
※なお、本記事は執筆当時の内容です。あらかじめご了承ください。
ツール
アトラスでは様々なツールを駆使して仕事を進めていきます。代表的なものを紹介します。
- Slack: 社内でのコミュニケーション
- Yammer: お知らせや報告、作業予定などの書き込み
- GitHub: ソースコードの管理
- Zube: タスクの管理
- ZOOM、Google Meet、Pragli: 社内での会議や通話
新人研修
アトラスでは、新卒入社の社員向けに新人研修を実施しています。研修内容は配属先の部署やその年によって異なりますが、私はアトラスのサービスであるConfit・SMOOSYなどについて学び、学んだことを発表する、という課題を通じて理解を深めました。
研修中は受け入れ担当の先輩社員が付き添ってくださったため、仕事を覚えながら社内の雰囲気に慣れることができました。
研修はほとんどテレワークで行いますが、初めのうちは不安に思うこともあるかもしれません。私の場合、オフィスに慣れることと、先輩社員との顔合わせを目的として、新型コロナウイルスの感染状況が比較的穏やかな時期はよく出社していました。
教科書ミーティング
研修が終了したら、「入社一年目の教科書」という本を毎日1章ずつ読み、その感想を先輩社員と話し合う「教科書ミーティング」に参加しました。読んだことをそのまま受け入れるのではなく、自分に活かせる内容と時代に即していない内容を取捨選択しながら読み、話し合うことが本ミーティングの目的でした。
全部で50章あり、全ての章を読んで議論するのには2ヶ月以上かかりましたが、著者の考えを受けて自分がどう考えたかアウトプットする練習になりました。
勤怠連絡と朝礼
9:00くらいになったらPCを開き、作業を開始します。SlackやGoogleカレンダーの予定をチェックし、昨日の作業内容を見返し、Yammerに一日の作業予定を投稿します。アトラスのエンジニアは社用PCとしてMacBook Proを貸与されるので、これを使用してテレワークを行います。
9:30になるとシス開大会事業チームの朝礼が始まるので、それまでにZOOMの部屋に参加して待機します。朝礼では以下のような内容を実施します。
- 勤怠の確認
- 前日および本日の作業内容の確認
- 連絡事項の伝達
週の初めには大会事業に携わるメンバー全員が集まる大会事業朝礼があります。こちらはシス開以外のグループも交える朝礼で以下のような内容を実施します。
- その週にある大会の詳細
- 前週の打ち合わせ内容の共有
- グループ間で共有すべき事項の確認など
大会事業朝礼が終了したら、普段どおりシス開大会事業チームの朝礼が始まります。
開発
エンジニアの作業のほとんどが開発業務です。アトラスでは、GitHubでソースコードを管理し、Zubeでタスクを管理しています。Zubeでタスクがアサインされたら、そのタスクで求められているプログラムを作成します。また、どう実装するかの方針について、Pragli等でメンバーと話し合ったり、画面共有しながら一緒にプログラミングを行う、いわゆるペアプロを行うこともあります。
作成したプログラムはGitHub上で他のメンバーにレビューを依頼し、その結果問題が無ければマージされます。こうした手順を繰り返して、開発作業を進めていきます。
リリース作業
拡張する機能が完成したら、リリース作業を行います。リリース作業は、プロダクトマネージャーが行う場合と、実装者が行う場合があります。リリースは本番環境を操作する作業のため、必ず1人以上の再鑑担当者と一緒に行います。責任重大ではありますが、開発するだけでは学ぶことのできない、実際にサービスを動かす上での仕組みなどをより深く理解することができる学びの場とも言えます。
リリース担当者・再鑑担当者はWeb会議ツールで画面共有をしながら作業をするので、リモートでも問題なく作業できます。
会議
進捗状況の確認、実装方針の検討・共有、リリース日の確定など、様々な理由で会議を行うことがあります。会議にはZOOMやGoogle MeetなどのWeb会議ツールを利用しており、人数や会議の重要度、社内会議か社外会議か、といった観点で使い分けています。
出社しているメンバーも会社からWeb会議ツールに接続するので、在宅でも出社でも問題なく会議を行うことができます。
テレワークに大事なのは「発信すること」
ここまで、私が実際に入社してから行った業務を紹介しました。
わからないことがあった時、出社していれば隣の席にいる先輩に話しかけることができるかもしれませんが、テレワークでは家に自分しかいません。そのため、質問や相談事はSlackを用いたテキストメッセージや、Pragliを用いた通話など、オンラインで行う必要があります。初めのうちはメッセージを送ることに緊張してしまうかもしれませんが、アトラスの先輩は皆さん質問に対し、丁寧に答えてくださるので気兼ねなく質問ができます。
それでも、最初のうちは質問するのが難しいかと思います。私自身もそう感じており、悩んでいるうちに、先輩がtimesチャンネルという、#times_から始まる独り言用のSlackチャンネルを作成し、利用していることに気づきました。
そこで、私もtimesチャンネルを作成し、自分が今悩んでいることを書き出すようにしました。こうすることで自分の悩みを整理することができ、質問の敷居を下げることに繋がります。また、もしかしたらチャンネルに参加している先輩が解決法を教えてくださるかもしれません。
timesチャンネルについては詳しく説明している過去記事があるので、合わせてご覧ください!
テレワークだと、今自分が何をしているのかを先輩たちに知ってもらう方法が「とにかく発信すること」しかありません。もし必死に悩んで仕事をしていても、何も発信がなかったら心配されてしまうかもしれません。そのため、質問や相談を通じて、あるいは独り言チャンネルを活用して自分の今を発信することが大事だと私は考えています。
まとめ
アトラスのエンジニアは様々な業務に携わっていますが、ほとんどの業務を在宅でこなすことができています。既に私と去年入社した先輩もテレワークでの社内研修を経験しており、テレワーク時代の新入社員を受け入れる体制が整っています。この記事を読んで、少しでもテレワークの不安を軽減でき、アトラスに入社したいなと思っていただけたなら光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございました!