続・アクセス解析でSMOOSYを改善している話

こんにちは。会員管理支援サービスのSMOOSYのデザインを担当しているTAKです。
前回「アクセス解析でSMOOSYを改善している話」という内容で記事を書きましたが、今回はその続編です。

年間データをまとめました!

SMOOSYの機能やUXデザインの改善を目的としたSMOOSYのデータ取得は、2020年から行っています。
今回は2021年4月から2022年3月までのデータを集めて、SMOOSYを利用中の学会さんやエンドユーザーの方々にSMOOSYがどう利用されているのかを、Googleアナリティクスを通して利用状況を分析し、まとめました。
2021年度アクセス解析結果のサンプル画像
SMOOSYでは以下の内容をアクセス解析に利用し、分析しています。

  • ページビュー数
  • 直帰率
  • 離脱率
  • アクセスの時間帯
  • 閲覧・離脱の多いページ
  • ユーザ利用環境
  • サポートサイトの利用状況
  • 検索ワード

その結果を基に既存の機能改善を実施したり、リリース作業の際の参考にしたりしています。
2021年度アクセス解析結果のサンプル画像
毎月チーム内での月次報告は行っていますが、一年分をまとめることで様々なことが見えてきました。
2021年度アクセス解析結果のサンプル画像

一年を通して、分かったこと

年間を通してデータから分かったこととして、以下が挙げられます。

よく使われる時間帯は10時、11時で午後よりも午前の方がよく利用されている

午後だと16時が一番遅い時間として時間帯別アクセス数ランキングに入っていて、寒い時期になるほど利用される時間帯が遅いのがとても興味深かったです。今回のように時間帯別データを分析するとリリースに適した時間帯も知ることができるので、今後も計測を続けて役立てたいと思います。

デバイスは断然デスクトップ利用で、反対にタブレットが1%程度ととても少ない

一年間のデータから、PCで閲覧・作業する方が多いということが分かりました。PC表示向けの機能が多いのでPCの利用が多いのは予想がつきましたが、一般ユーザーの方もモバイルではなくPCでの利用が多く驚きました。
なおSMOOSYに限らず一般的にデスクトップとタブレット、どちらがより多く使われているのかというと、2022年5月現在世界的にはモバイルが約60%、デスクトップが約38%、タブレットが約2%、日本ではデスクトップが約59%、モバイルが約38%、タブレットが約3%使用されていました。日本ではまだまだデスクトップの利用率が高いですが、4割程度はモバイルの利用者がいて、世界的にはモバイル利用者の方が多いことから今後も幅広いデバイスに対応していく必要があると感じました。

Windows10が一番使われている

最新のWindows11にはアップデートせずに、Windows10を使うユーザーが大半を占めていました。必要なCPU要件を満たしていないためにアップデートできない、バグがある、UIが変わり使い勝手に困るなどの様々な理由からか、Windows11は使用している人がまだまだ少ないようでした。
2025年10月14日にWindows10のサポートが終わることもあり、Windows11に次第に置き換わっていくと予想されるので、取得した分析データを参考にユーザーの増加と合わせてWindows11をメインにしていきます。

解像度は1920×1080が一番使われていて、一年間ずっと一位を独占している

これは、フルハイビジョンのアスペクト比16:9のワイドなものが一番使われているということになります。1920×1080は2022年5月現在パソコンとモバイル両方において、日本で一番使用率が高い解像度です。世界でも現時点では1920×1080が一番使われていて、二番目は1366×768の解像度が多く使われています。世界基準だと1920×1080と1366×768で2%程度しか使用率が変わらないので、今後1366×768での表示も視野に入れていくといいと考えています。

ブラウザはChromeが一番利用されている

2022年5月現在デスクトップブラウザに関しては、世界ではChromeが全体の約65%利用されており、次点のEdgeは約10%、Safariは約9%とChromeが一番利用されています。日本でもChromeが全体の約60%利用されており、次点ではEdgeが約21% 、Firefoxが約9%利用されています。
世界でも日本でも、Chromeの利用者は非常に多いことがこの結果から言えるので、Chromeをメインのブラウザと考えて間違いないと感じています。
なおモバイルやタブレット面に関しては、世界ではChromeが全体の約64%に利用されていて、次点のSafariに関しては約26%の利用率でした。日本ではSafariが約58%でChromeは約35%と、日本と世界とでは利用率が逆の結果となっていました。この結果から、モバイルに関してもChromeの利用者が多いと言えます。

詳細検索機能はメールアドレスと会員番号が非常によく利用されている

検索機能周りに関しては現在改善を予定しています。今回のデータを元に、よく使われている検索機能がさらに使いやすいように改良を加えます。さらに使いやすく便利になったと感じてもらえるよう、改善に努めます。

結果から改善・継続したいこと

一年間のまとめを通じて、これからも継続すべきことと改めてやらなければならないことに気づかされました。

  • 解像度に関しては、これまでと同様に1920×1080での表示をメインにする
  • デスクトップでの利用が圧倒的なため、デスクトップを基本に考えながらも、現時点でも4割程度はいるモバイル利用者やタブレットも今後増えると見越し、一般ユーザー向けの画面は今後も多様なデバイスに対応した環境にしていく
  • 検索機能周りに関しては、メールアドレスや会員番号検索がよく使用されているので、この二つがより使いやすくなるように改善する
  • ヘルプやサポートページでよく見られるページがなぜ見られるのかを調査する
  • 一年を通じてあまり変化が見られなかった項目に関しては調査項目から除外し、反対に今後の調査範囲を増やす

まとめ

年間の調査まとめをすることで、毎月の調査結果だけでは分からなかった事項に気づくことが出来ました。早速新しい調査項目を追加し、改善ポイントが見つかるよう改良して4月から対応できるようにしました。
SMOOSYをより使いやすくユーザーに優しいシステムにするために、これからも改善点を洗い出し、調査及び対応していきます。

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