本邦初公開!アトラスのディベロッパー魂

ごきげんよう。もなーです。昨年度の終わりから本格化したテレワークにもなんとなく慣れてきました。最近の悩みは作業スペースが狭いことです。ああ、広い部屋に引っ越したい……。
さて、アトラスにはビジョンとAtlas-ismという理念・行動指針があります。私たちアトラスで働くメンバーはこのビジョンやAtlas-ismを心に留めて仕事に臨んでいます、が!さらにシステム開発グループには「ディベロッパー魂」なるものが存在します。今回はそのディベロッパー魂について紹介します。

ディベロッパー魂って何?

アトラスのシステム開発グループの行動哲学です。簡単に言うと「アトラスの開発者はこれを体現すべし!」というものです。メンバーはディベロッパー魂を意識して日々システムを開発しています。また、ディベロッパー魂の内容は大連ODCとも共有し、大連と日本の開発者の間に意識の温度差が生まれないようにしています。
内容は自分たちで考えて決めたり、書籍から良いと思ったものを取り入れたりと様々です。毎年年度初めに見直し、既にみんなが体現できているものは削除したり、新たにグループに取り入れた方がいいなと思ったものがあれば追加したりしています。
2014年からディベロッパー魂は存在していましたが、実は今回が本邦初公開になります!

ディベロッパー魂(2020年度版)

それではディベロッパー魂をご紹介します。2020年度は以下の12項目を掲げました。

  1. HRTの原則。仕事に関わる全ての人に謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)の価値を重んじよ
  2. ユーザーに早く価値を届けることに専念せよ
  3. ネガティブではなくクリエイティブであれ
  4. 問題はオープンにして皆で解決せよ
  5. ノウハウは溜めずに小さなことでも共有せよ
  6. 業務範囲に垣根を作らず、その中で自分だけの武器を持て
  7. 自分の意思と理想を持つ
  8. 指示待ちではなく、自分で考えて行動せよ
  9. なぜそうしたのか、全ての成果物に説明できる意思を持て
  10. カイゼンマインド。過去から学び進化させよ
  11. グズは悪。今すぐ行動せよ
  12. 小事に気づく敏感さを持つ

あらためて見返すと開発者に限った話でもないですね。
一度に全部を意識することは難しいですが、「自分はこれが足りてないな」とか「これは得意だからもっと伸ばそう」といったように一部だけでも意識してやってみるだけでもだいぶ仕事への臨み方が変わるな、と感じます。
ちなみに私は9番目の「なぜそうしたのか、全ての成果物に説明できる意思を持て」が好きです。私は何かを作る時になんとなくでやってしまうことが多々あるのですが、この項目を意識するようにしてからきちんと根拠や理由を持ってものを作るようになりました。ここ数年の中で特に意識している項目です。

ディベロッパー魂を浸透させる取り組み

こういったポリシーや理念を決める時によくある話ですが、どんなに内容が立派でもメンバーにそれが浸透していなければ意味がありません。そこで、システム開発グループでは以下の取り組みを実施しています。
Slackのカスタム絵文字でディベロッパー魂の絵文字を作成し、ディベロッパー魂に該当する行動をした人の発言に対してリアクションをつけるようにしています。

ディベロッパー魂の絵文字

こんな感じですね。

Slackでのリアクション例

つけられると褒められてるみたいでちょっと嬉しくなります(個人の感想です)。
この取り組みを始めてから、自分がリアクションをつけたり、他の人がつけられているのを見たりすることで、ディベロッパー魂をより具体的な行動に落とし込むことができるようになった気がします。
ちなみにこの取り組みは冒頭で紹介したAtlas-ismバージョンもあります。時々、他のグループのメンバーがディベロッパー魂のリアクションをつけることもあり、気軽にできるのがこの取り組みの良いところだなと思います。

おわりに

今回はシステム開発グループの行動哲学「ディベロッパー魂」を紹介しました。アトラスの開発者はただシステムを作るだけではなく、行動哲学を持ってシステムを開発していることが伝われば幸いです。
もしこの行動哲学に共感できる、アトラスで働いてみたい、という方がいらっしゃいましたらぜひご応募ください。お待ちしております。