はじめてのリモートユーザビリティテストのレポート

こんにちは、まおです。

10月に画面改善を行ったConfitで、リモートでのユーザビリティテストを実施しました。画面改善計画が動き出したのは、新型コロナウイルスが猛威を振るう前の年初だったため、まさかリモートで実施するとは思ってもいませんでした。今回はリモート下でどのようにユーザビリティテストを実施したかをご紹介します。参考になれば幸いです。

ユーザビリティテストとは?

ユーザビリティテストは開発中のシステムやサービスをユーザーに使ってもらい、問題点を洗い出すテストです。5人実施すると、改善すべき問題の85%を見つけられると言われています。アトラスでは社内から実際のユーザーに近い人物に依頼をしています。

Confitはユーザビリティテストは2回目で、前回は対面型で行いました。被験者には画面をモニターに映してもらい、カメラでそのモニターを録画しました。対話型の様子は「SMOOSYの継続的な改善活動の紹介」記事をご覧ください。

事前準備

準備は対話型とあまり変わらず、新しく準備したツールはZoomのみでした。

シナリオとタスクの作成

ユーザーがConfitを問題なく使用できるかのシナリオとタスクを作成します。シナリオと合わせて、観察ポイントや行動の仮説・被験者への質問も用意します。

被験者への依頼

全部で6人に依頼しました。実際のユーザーに近い人物以外にも、様々な意見がもらえるよう、デザイナーや今年入社した新卒エンジニアにも依頼しました。

パイロットテスト

作成したシナリオに不備がないか、セルフでパイロットテスト(テストのテスト)を行いました。これにより見落としている観察ポイントが見つかりました。

いざリモートユーザビリティテスト

参加者

私はインタビュアーと記録係で、オブザーバーとしてプロジェクトマネージャーのさいとう(白)に同席してもらいました。インタビュアーとしては、声をワントーン高くして被験者が緊張しないよう、明るくすることを意識しました。

テストの流れ

被験者には時間になったらZoomにアクセスしてもらいます。対話型と同様に、シナリオはその場で説明します。テスト中は、今何を考えているかなど、思考発話を意識して操作してもらいました。また、ユーザーがシナリオを通して問題なく使用できるかが重要なので、操作中の質問はできません。ここも対話型と同様です。
被験者には画面を共有してもらい、テストと録画を開始しました。テスト終了後は、こちらから使用感などの質問をしました。被験者からも全体の感想をもらいました。

前回は1日で一気に全員テストを行いましたが、今回は1日に数人ずつ実施しました。そのため、見つかった問題のなかで簡単に直せる箇所は、さっそく改善してすぐにまたその箇所をテストすることができました。シナリオも少し変更しました。

結果と感想

本当にリモートでユーザビリティテストできるのだろうか?と不安でしたが、無事に問題点を発見・分析して、画面改善に活かすことができました。

リモートユーザビリティは、被験者が自宅でリラックスして行うことができるので、より実際のユーザーに近い環境を実現できました。遠方にいる社員にも依頼できそうです。また、機材の準備をする手間が減るのはメリットに感じました。デメリットとしては、被験者のネット環境の調子が悪いときがあったので、事前に環境の確認をすると良いかもしれません。

まとめ

システム開発グループでは初めてのリモートユーザビリティテストでした。

ユーザビリティテストは面倒・コストがかかると思われがちですが、リモートだからこそやりやすくなると思います。コロナ禍で様々なリモート向けツールが誕生しているので、ユーザビリティテストの方法も進化していくかもしれません。やり方を改善していきながら、より精度の高いテストを実施し、サービスの質に活かしていけたらと思います。